シンスプリント -Medial Tibial Stress Syndrome-
特徴 すねの内側の下方に痛み
シンスプリントは脛骨過労性骨膜炎といい、陸上競技を中心に、走る動作を行うスポーツ選手に多く見られます。
すねには、脛骨と腓骨の2本の骨があり、シンスプリントが起こるのは太い方の脛骨で、この骨の下方1/3あたりが痛くなるのが典型的な症状です。
一般的な外傷とは異なり、初期においてはスポーツ競技に影響を及ぼす事がない場合が殆んどで、しかも練習中に痛みを感じていても異常とは思わず、スポーツ活動を継続しているのが実情であり、次第に痛みが増幅し、練習に支障を来たすようになってから、はじめて医療機関などを訪れることが一般的です。
症状で休まざる得ない場合でも、競技選手は心肺機能保持のために可能な限りの運動量を確保する必要があります。患部の負担が軽減されるプールウォーキングや、エアロバイクなどをお勧めします。
シンスプリントにお悩みの方はご相談ください。
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